毎日フィジカル -9ページ目

今日から新学期

今日から新学期です。

また新たな気持ちで闘っていきます!

 

今日はジュニアBチームとジュニアユースBチームのトレーニングをメインで行いました。

ジュニアのBチーム(小学校4・5年生)はコオーディネーションのトレーニングを行いました。

コオーディネーショントレーニングとは、定位能力や空間認知能力、タイミング能力などを代表とする、いわゆる上手に身体を使うための感覚です。

これらの能力は身体を「巧み」に使う上で欠かせない能力だといわれています。

我々もこの能力を非常に大事だと考えており、8年ほど前から継続してトレーニングに導入しています。

 

最近の子供はこのコオーディネーション能力が非常に低いといわれています。

現場でも、「選手が相手のクリアーボールをかぶるんだけど、どうしたらいいだろうか」といった悩みを時々受けます。

これはまさにコオーディネーション能力が低いためだと思います。

相手がボールを蹴った瞬間にどこにボールが落ちるか予測できない。また、落下点に入るために最も適したステップワークを知らない・選択できない。後ろに半身で走れない・・・などなど。

こういった体の使い方や感覚が上手でないためだと考えられます。

 

一体なぜなのでしょう?

その答えのひとつが日本体育協会の新プロジェクトにあると思います。

それは2週間ほども前の新聞に掲載されていた記事ですが、日本体育協会では子供の体力低下に対する試みとして、歩き方やボールの投げ方、走り方、飛び方などを指導するためのガイドラインつくりをするというものです。

我々が小学生のころを思い出してください。

そのようなガイドラインがありましたか?

 

本当に時代は変わったのだと痛感します。

走る、投げる、飛ぶ、蹴るなど基本的な運動はすべて、日常の生活や「遊び」の中で勝手に我々は習得していました。また、小さい頃はサッカーだけでなく、野球もするしバレーボールもするし、柔道や相撲もする。色々な競技をやることで色々な動きを身につけていました。

今は専門競技の開始年齢が低年齢化しているためか、サッカーならサッカーで非常に幼い頃からひとつの競技にしか携わらない子供が多いように感じます。

しかしサッカー選手としてだけでなく、スポーツ選手あるいは人として多様な動きが身についていないと、サッカー選手としての動きも多様性が出てこないように感じています。

 

しかし、我々は嘆いてばかりもいられません。我々が時代の変化に気づき、対応していく必要があります。

今日小学生に行ったトレーニングは身体全体を使って踏ん張るトレーニングと、キャッチボールです。キャッチボールは、フライを投げられた瞬間に限られた時間内に落下点に入りキャッチしたり、イチローのように身体の後ろで取ったりします。このように条件をつけることで、選手は蹴られた瞬間に落下点を予測し、そのために必要なステップワークを選択しなければいけません。

 

子供たちは本当に覚えるのが速い!

ちょっとやっただけで、皆上手になります。

忘れるのも速いのでしょうが、やり直せばすぐに身体が反応するはずです。何もやらないよりは絶対いいはず。

 

最終的にはロングボールに対するヘディングの対応などサッカー的な動きにつなげる必要がありますが、その前段階としてのコオーディネーションを身につけさせるには本当にいい「遊び」です。

このように「遊び」や「他の競技」にはサッカーに必要な動きがいっぱいつまっています。

これを取捨選択してどうやって子供たちに身体の使い方を身につけさせるか。最終的なサッカーの動きにどのようにつながっているのか、またどうやって楽しませるか・・・

本当に考えることは沢山あります。

でも子供たちには純粋に「楽しんで」欲しい。

今ヴェルディで行っているのは、このような楽しみを徐々にトレーニング化する試みです。

 

いやーサッカーって、本当に楽しいですね。

それでは、また明日。

 

お久しぶりです

お久しぶりです。

昨日まで館山でJリーグ下部組織の集まる研修大会に参加していました。

中学3年生主体のAチームで臨んだ大会です。

結果は6試合で4勝1敗1分けでした。

芝のグランドですべて試合を出来たおかげで大きなけが人もなく、無事に終わりました。

 

いい試合、よくない試合いろいろありましたが、選手たちを見ているといろいろな可能性を感じさせてくれます。

まだまだ未熟な部分が多くありますが、それらを一つ一つ直していくことで、将来性がどんどん広がりそうです。

今年一年があらためて楽しみになってきました。

 

ところで、まったく関係ない話ですが、車のガソリメーターのエンプティーランプがついてからガス欠になるまでいったいどのくらい走れるものなんでしょう?

またそのような緊急事態のときはどれ位の速度で走るのが省エネになるのでしょうか?

世の中結構わからないことって多いですよね・・・

昨日は浮島あたりからその状態になってランドまで、菅沢監督とかなりひやひやしてました!

明日は土曜日

すいません!明日は土曜日でした!

ヴェルディカップ(ダノンカップ)優勝へ向けて

こんばんは

昨日からジュニアのダノンカップが始まりました。

昨日は渋谷区TCに勝ち、ジュビロジュニアに引き分けて勝ち点4をゲットしました。

今日は3試合行い、苦しいながらも3勝し、勝ち点9!首位でグループリーグを通過しました!!!

明日から決勝トーナメントです。

優勝チームは9月にフランスで行われるダノンネーションズカップに参加できるので、何が何でも絶対に優勝してもらいたいものです。

皆さん、明日は日曜日です。

是非ヴェルディジュニアを応援に来てください!

ちなみに1試合めは9時45分からです。

(私はジュニアユースの大会で明朝から館山にいっており、グランドにいませんが・・・ 絶対優勝してくれ!ジュニッ子達!)

ナビスコも勝って

トップチーム、ナビスコ勝ちました!
この調子で勝ち進んでもらいたいです。

ところで今日は波崎で行われている中学生の大会に参加しています。
U-13とU-14の2チームで参加しており、両方とも本日2試合ずつ行いました。
結果は全勝!
久しぶりの芝のグランドで選手も大変気持ちよくサッカーをやっているようです。
今日の試合から本格的に復帰し始めた選手も、芝のグランドのおかげか調子がよく、順調な滑り出しです。
この調子で100%のプレーを早く見せて欲しいものです。

そう考えると、芝のグランドで常にサッカーができる環境は羨ましいですね。
ヨーロッパ(イタリアやスペイン、オランダなど)では日常的に芝のグランドでトレーニングを行っています。
いたるところに芝のグランドや広い公園があり、当たり前のように芝でサッカーをしているのです。

ヴェルディ育成チームのグランドは2面が人工芝で、恵まれた環境だと思います。
しかし、やはり「人工」というだけあって自然のものよりは劣ってしまいます。
天然芝のグランドでサッカーをしている選手を見ていると、動きに無理が利く。
普段よりも深く踏み込むことができ、その分だけ必要な筋肉をしっかり使えています。
しかもそれが必要以上のストレスを身体にかけていない。
さすがに人工芝では天然芝のようには行きません。
人間は自然の力には勝てないのでしょうね。
早く日本でも当たり前のように芝グランドでサッカーをできる環境を整えて欲しい。
そのような日がくることを心から願っています。

次へ

残念!
本当に代表選手はタフに闘ったんですが・・・
ちょっとした隙がこのような結果につながるのがサッカー

技術が高い選手の集団だけにボールの回りも足元に集中してしまったか。
しかしボディーコンタクトや運動量は決して負けていない!
次のバーレーン戦に向けてしっかり準備して欲しいです。

H2最終回

こんばんは
今日からヴェルディ食堂に仲間入りさせてもらいました。
気負わず飾らず、赴くままに日々を紹介させてください。

先日紹介しましたが、育成チームのフィジカルコーチの仕事としてリハビリも行っています。
サッカーにはケガがつきもの。
私も今週に入り右足首捻挫(軽度)、右ひざ打撲と軽い怪我をしてます。
フィジカルコーチが何やってんだ!と思われるでしょうが、この程度のケガはしょうがないですよね!(もちろん試合中のケガです!)

それでも育成年代では出来るだけ怪我をしないほうがいい。
でももし怪我をしてしまったら、できるだけ早く復帰したいですよね。
けがした選手は、本当に多くのストレスを抱えながら毎日を過ごしているように感じます。
時に励ましたり、時に叱咤したり、色々考えながら一緒に復帰への道を歩まなければ。
選手がストレスを抱えているときこそ、我々は明るくポジティブにいかねば!です。

今日も何人かのリハビリを行っていました。
症状はそれぞれ異なりますが、みんな一生懸命トレーニングに励んでいます。
そんな中、今日は今まで強くキックを出来なかった選手が浮いた球ですが強いキックを蹴れるようになりました。
復帰までの道は未だ簡単ではありませんが、本当に嬉しい!
些細なことで一喜一憂していられませんが、少しずつ階段を上っているのを見ると、やはり嬉しいですよね。

みなさんもグランドで頑張っている選手だけでなく、サッカーをやるために見えないところで地道に頑張っている選手も是非応援して下さい。
絶対に彼らの励みになると思いますよ!

ところで、明日はvsイラン戦です!!!
ダエイ、マハダビキア、カリミ、ザンディら素晴らしい選手を抑えて、日本代表に是非勝ってもらいたい!
何とか勝ち点3獲れますように!

やっぱりゲームだ!

今日は久しぶりに中学生とゲームをしました。
イヤー気持ちいい!

フィジカルトレーニングで選手と走ったり筋トレしたりボールを蹴ったりというのは毎日のようにしてますが、リハビリなどでトレーニングルームにいることが多く、ゲームをやるのは久しぶりです。

やっぱりゲームですよね、ゲーム!
本当に楽しかった!!!

大掃除

今晩は
最近陽射しは春らしくなってきましたが、風はまだ冷たいですよねー
夜の仕事はなかなか堪えます!

昨日は義成にブログについて教えを請いました
あっさり「センスですよ、センス!僕のを参考にして下さい!」といわれ、ちょっと見てみたら写真まで入れていて、ビックリしました。

絵心ない自分にとって至難の業か・・・と思いましたが、これも自分を広げるいい機会!色々試しながらやってみます。

ところで今日は育成チームのリハビリルームを大掃除しました。
何度かやっているのですが、すぐに汚くなってしまいます。

最近ユースもジュニアユースもけが人が非常に多いです。
練習前のウォーミングアップやクールダウン、アフターケアを今まで以上に入念に行っていたのですが、本日もまた1人・・・

何でだろうと考えているうちに、「そうだ!部屋や玄関が汚いから、良い気が入ってこないんじゃないか?」とピーンと来ました。
そこでとりあえずトレーニングルームの入り口から片付け始めると、ユースの選手が「玄関が汚いとケガが多いってテレビでやってました。」というアドヴァイス。
やっぱりそうか!とみんなノリノリで片付け始めました。

やっぱり片付けると気持ちがいいですね!
気がどうとかは、よくわかりませんが、普段使う部屋をキレイに整理整頓するのは本当に気持ちがいい。
気持ちがいい状態で練習や試合に臨めれば、身体の動きも良くなりケガが防げるかも。

少しでも良いと思ったことはとりあえずやってみる!
それもヴェルディのいいところですかね。

フィジカルコーチの仕事

今晩は。
初日にして多くの方から応援メッセージをいただきました。
本当に心強い限りです。
また、多くのヴェルディサポーターがいてくださることを知りました。
出来るだけ私もヴェルディの生の声をアップしていきたいと思います。

今日はフィジカルコーチの仕事についてお話します。
最近トレーナーという言葉は巷でも認知されつつあるような気がします。
しかしフィジカルコーチという仕事はどうも実態がつかめないのではないでしょうか。

フィジカルコーチとは、基本的には選手の体調管理や体力の維持、向上を目的としたトレーニング処方をする仕事を担っています。
体力の維持、向上を目的としたトレーニングとは大まかに持久力や筋力、スピードやアジリティー(上手な身体の使い方)を向上させるものです。

育成チームのフィジカルコーチである私は、このような仕事だけでなく、ケガをした選手のリハビリテーション(いわゆるトレーナーの仕事)も担っています。

現在ヴェルディの下部組織には小学生から高校生まで約160人の選手が在籍しています。
これらの選手が常に全員練習をしているわけではありませんが、毎日100人前後の選手が時間差で練習をしています。

サッカーだけでなく、スポーツのパフォーマンスは昔から「心と技と体」から成り立っているといわれていますよね。
ヴェルディには高い技術と、プロの選手になりたい!という強い気持ちを持った選手が大勢います。
彼らは自分の持っている技と心、そしてサッカーのパフォーマンスをさらに高めるために、日々身体を鍛えるトレーニングに取り組んでいます。
それを手助けするのがフィジカルコーチの仕事です。

詳しいお話は乞うご期待!